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2020/1/8 投稿

アラブ首長国連邦への旅

昨年、友人に会うためにアラブ首長国連邦(以下UAE)に行って参りました。
UAEは世界有数のリゾート地として名を知られています。石油資源などを豊富に持ち、1970年代から約20年間で、国内総生産(GDP)が約30倍伸びるなど、有数の裕福な国として注目は高まる一方です。今回は首都アブダビとドバイの2都市を観光して参りました。

アブダビ空港に到着後、友人の家に招待されおもてなしをいただきました。

  

友人宅の訪問後、アブダビで最も有名な観光地の一つである「シェイク・ザイード・グランド・モスク」を訪れました。

 
モスクの名前にもなっているシェイク・ザイードとは、UAE建国の父ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン(1918~2004没)のことで、シェイク・ザイードは現在、モスクに隣接する敷地内で眠っています。埋葬されている墓前では24時間365日絶えずコーランが読まれているそうです。UAE国民にとって、建国の父が埋葬されているこのモスクは信仰心と愛国心を支える“心の拠り所”。礼拝の時間には、多くのイスラム教徒がここを訪れ、祈りを捧げています。

その後、SUV車両に乗換えてアブダビ市外にある砂漠に案内してもらいました。地平線に沈む夕日を砂漠から見るのは最高の贅沢でした。

 

アブダビでの観光後、車で2時間ほど移動してドバイに向かいました。最初に訪れたのは「ブルジュ・カリファ」。高さ828メートル、206階建ての世界一高いビルです。アメリカ人技師が設計し、15億ドルをかけて建てられました。

  
148階にあるプレミアムラウンジで日没までアラビックコーヒーをいただきながら過ごしました。世界一の高さから見下ろす夜景はまさに圧巻でした。

  
 
イスラム圏であるUAEは多くの国民がイスラム教徒で日本とは文化・価値観などといった様々な相違点がありますが、「先祖を敬うことは日本と共通している」と友人が教えてくれました。イスラム教ではお墓を作る文化はありませんが、お墓参りを通して先祖に敬意を示す日本の文化は素晴らしいと話してくれ、私自身改めてお墓を持つ素晴らしさを感じました。