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2016/10/24 投稿

奈良の旅

先日、奈良に行って参りました。
今回の目的は興福寺の「五重塔・三重塔の特別公開」の拝観と春日大社の式年造替の行事のひとつ「お砂持ち行事」に参加することです。
まずは興福寺に向かいました。2つの塔の同時開扉は今回が初めてということで、多くの人が訪れていました。奈良を象徴する五重塔と興福寺最古の建物である三重塔を同時に拝観できる貴重な機会に訪れることができて良かったです。

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続いて奈良公園をお散歩しながら、春日大社に向かいました。
鹿さんがお迎えしてくれました。

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春日大社の式年造替とは、神様の住む社をつくりかえたり、修繕したりすることです。春日大社では、この式年造替を約20年に1度の周期で行っていて、第60回を迎える式年造替は、2015年3月から2016年11月にかけて行われています。修学旅行生や沢山の人で溢れています。

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参拝ののち、式年造替の行事のひとつ「お砂持ち行事」に参加しました。
本殿前に敷き詰められている砂を入れ替える行事で、本殿の拝観と併せて、参拝者が砂を本殿内院の前庭や後殿に納めます。普段皇室の方のみ参拝できる内院に、入ることが許される貴重な行事です。また釣鐘灯籠が吊るされている本殿の回廊も普段は立ち入ることができませんが、この時期だけは特別に拝観できました。

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神聖な気持ちで「お砂持ち」を行いました。自分が納めた本殿内院の砂が20年間この地にあるというのは感慨深いものです。

記念品をいただきました。

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ゆったりとした時間が流れる古都奈良で、心身ともにリフレッシュしてまいりました。