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2023/3/12 投稿

特別名勝 岡山後楽園へ

岡山県岡山市にある「岡山後楽園」へ行ってまいりました。
こちらは、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に「日本三名園」の一つとも称され、国の特別名勝に指定されています。

今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政が、藩主のやすらぎの場として作らせた庭園が岡山後楽園です。綱政の子、継政の時代になると、能舞台周辺の建物を大きく改築、園内中央に唯心山を築き、水路を巡らせ、池を掘らせました。継政の孫、治政は倹約のため、田畑の耕作に当たっていた人々をやめさせ、一時的に芝生の庭園となりますが、その後すぐに園内東の大半は田畑へと戻ります。時代ごとの藩主の好みや社会事情によって後楽園の景観は変化していったそうです。歴代藩主それぞれの思いが詰まった庭園でしばし都会の喧騒から離れた優雅なひとときを過ごすとともに、日本庭園の素晴らしさを再認識することができました。