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2024/5/6 投稿

トルコの旅①

南中央トルコの、アンカラの南東に位置するカッパドキアへ行ってまいりました。

トルコはアジアとヨーロッパの境界に位置する国で、古くから東洋と西洋の文明が行き交う地として栄えてきました。国土の大部分は高原で、その中心部・アナトリア高原にあるのがカッパドキアです。
数億年前、エルジエス山とハサン山の連続する火山の噴火活動により、大量の溶岩や灰が噴出し、それらが堆積して100~200mほどになる凝灰岩の地層をつくり出しました。その地層は何万年もの長い年月にわたって、雨水や風などによってけずり取られていき、“妖精の煙突”とも呼ばれる不思議な形状を生み出していったのです。

トルコは国土が広く、地域によって気候が大きく異なりますが、カッパドキアは標高1000mの位置にあり、ステップ気候に属しています。また、トルコは伝統的にイスラム国家であるため、宗教的な理由で豚肉はほとんど使われません。そのため豊富なスパイスを使い、ナスやトマトなどの野菜、肉類(ラムなど)など素材の味を生かしたバランスの良い味付けが特徴です。美しい風景と、その風土に合った美味しい料理をじっくり堪能することができました。