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2024/2/18 投稿

UAEの旅③

朝、ホテルで朝食を食べていると、窓の外が突然真っ白な霧に覆われました。

実は、霧はUAEの冬の気候の特徴なのです。アブダビ空港は霧が出やすく、時々霧により飛行機が欠航するのだそうです。UAEは亜熱帯性乾燥地帯に属し、夏季と冬季の2季の国です。夏には湿度80%以上、最高気温は47℃を超える酷暑ともいえる環境ですが、11~3月の冬季は日中気温は20~30℃と温暖で、今回の旅も非常に過ごしやすかったです。

アブダビからドバイへ戻る途中、友人宅で昼食をいただきました。

今回の旅では、友人から料理を振舞ってもらうことが何度かありました。
カブサは鶏肉や羊肉、あるいは牛肉などのお肉と野菜、たくさんのスパイスで調理された炊き込みご飯です。一般的な国民食ですが、お祝い事などの特別な機会があるときはおもてなし料理として特大の大皿に盛り付けられ、大勢で囲んで賑やかにいただく定番のお料理なのだそうです。

アブダビからドバイへ移動するためシェイクザイード・ロードを走行中、ひときわ目立つドーナツ状のモニュメントが見えました。2022年2月にオープンした「未来博物館」です。

UAE建国100周年にあたる2071年の未来へタイムスリップし、「宇宙旅行」や「気候変動」「生物多様性」「ウェルビーイング」「スマートシティ」などのテーマに沿った未来を体感することができる施設で、外壁に施された芸術的なアラビックカリグラフィーが印象的です。未来博物館の建物には柱が一切使われておらず、ドーナツ状建造物は1024個のパーツが高度な技術によって組み上げられていることから、「工学的にも奇跡」と称賛されてるそうです。次回UAEを訪れることがあれば是非内部も見てみたいものです。

2024/2/5 投稿

UAEの旅②

UAEの旅は続きます。砂漠に沈む夕陽を見に行きました。
まずは砂漠の別荘に向かいます。その途中ラクダを見つけました。

別荘に到着しました。

さらにジープに乗って砂漠の奥地へ。

日没に間に合いました。素晴らしい景色です。

UAEは国土の80%が砂漠で占められています。近代的な都市部とは打って変わって360°見渡す限りの砂漠です。感動いたしました。

砂漠地帯を抜け、こちらは夜のQasr Al Hosn(カスル アル ホスン)です。

アブダビの首長家であるナヒヤーン家の元邸宅であり、1795年に建設され王室・要塞・行政機関として使用されたアブダビ最古の建物です。オリジナルはサンゴ石の建物でしたが、1980年代から90年代にかけて、保全を目的に修復を実施、白のコンクリートで補強されました。現在はアブダビの歴史と文化を伝える博物館として一般公開されています。
今回は友人が車で送迎をしてくれましたが、このような車で登場したので「さすが!」と驚かされました。

石油産出国として豊かなイメージのUAEですが、その恩恵を受けているのは人口の1割程しかいない自国民だそうです。友人もその自国民の一人ですが、今の豊かな暮らしがあるのはご先祖様のおかげであることを忘れず、家族を大切にするのはもちろんのこと、家政婦さんやその家族、友人に至るまで、とても親切にしているのが印象的でした。供養の心をしっかりと持っているところなどは、イスラム教も同じであることを感じました。

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