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弊社出入りの泉岳寺様では、11月18日(日)にガイドツアー「泉岳寺の境内にみる歴史と文化」と講演「禅宗寺院の学問と文化」が開催されます。
1612年に徳川家康公によって創建された泉岳寺様は、曹洞宗の江戸三学寮に数えられ、禅の学問と文化のプラットフォームとしての役割を担ってきました。今回開催される講座では、泉岳寺様を舞台に、学寮の歴史や禅の文学と造形美術に焦点をあてたガイドツアーと講演を開催し、日本文化と禅について学ぶことができます。

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ご興味がございましたらこちらから↓
学問・文化プラットフォームとしての寺院:泉岳寺と禅の文化

2018/10/10 投稿

お会式

弊社出入りの池上本門寺様では10月11日~13日の間「お会式(おえしき)」が行われます。
先日お伺いした際は準備にお忙しいご様子でした。

「お会式」とは宗祖等の命日にあわせて行われる大法会のことを言います。特に池上本門寺様の「お会式」は江戸時代より盛大な法要行事であったため、「お会式」というと日蓮聖人のご命日を指す言葉として広まり、全国各地の日蓮宗寺院では、日蓮聖人がお亡くなりになられた10月13日を中心にそれぞれお会式行事が営まれています。

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お会式は、「第一座法要」から始まり、「宗祖御更衣法要」、「宗祖報恩御逮夜法要」が行われ、全国から沢山の参詣者が訪れます。12日午後6時頃からの「万灯練行列(まんどうねりぎょうれつ)」では、池上徳持会館から池上本門寺様までの約2キロにわたり、総勢約三千人が池上の町を練り歩き、深夜にいたるまで賑やかな一日となります。13日午前7時から行われる「特別説法・臨滅度時法要」では、日蓮聖人入滅時に六老僧日昭聖人が打たれた臨滅度時の鐘にならい、貫首様の手により臨滅度時の鐘が打ち鳴らされます。
俳句でも秋の季語とされる「お会式」。秋を代表する幻想的で壮大な池上本門寺様の「お会式」に足を運んでみてはいかがでしょうか。