スタッフブログ

2019/2/28 投稿

鎌倉 光明寺

光明寺は鎌倉市材木座にある浄土宗大本山の寺院です。

IMG_4551

光明寺は通称「猫寺」と呼ばれており、敷地内ではたくさんの猫たちがのんびりしていました。
(猫たちの撮影、SNSへの投稿は虐待等を防ぐために禁止されております)

IMG_4552

立派な山門を抜けると、右手側には故高倉健さんの墓碑が立てられておりました。

IMG_4554

元禄十一年に建立された大殿は、重要文化材に指定されており、その歴史の深さを物語っております。
材木座海岸のすぐ近くにあり、春には桜、夏には蓮が美しい鎌倉の名刹です。

ご注文いただきました最高級墓石材「庵治石(あじいし)」の加工の検品をしている様子です。

赤いシールの面が正面で良いかを再度確認しています。

92041

こちらは裏面です。どちらが正面でも申し分ないほど綺麗です。

DSC_4278

こちらは墓誌です。どちらの面を正面にし、彫刻するか決めています。

5

■水鉢

DSC_4279

■拝石

DSC_4281

無事に加工が完了し、次は彫刻作業へと進んでいきます。
お墓の完成が近付いて参りました。

先日ご注文いただきました最高級墓石材「庵治石(あじいし)」が採掘されたと連絡があり、産地である香川県高松市庵治町まで検品に伺った様子です。弊社では採掘元の検品のみならず、弊社でも独自の基準で検品しています。

採掘される庵治石のうち、製品になるのは約3%、その中でも今回ご注文をいただきました「最高級品の細目極上」は、僅か1%ほどしか製品にはならないと言われています。石が採りにくいことや良質の原石が少ないことに加え、斑の美しさを揃えて採るのが極めて難しいためです。弊社でも昨年ご注文をいただき、ようやく採掘元も自信を持っておすすめできる良石が採掘されたとの一報がございました。

■庵治石採掘場

1548805065210
1548805072818

こちらが採掘された「庵治石 細目特級」です。建立後にもより良い石目に見えるようにパーツパーツでどれを正面にするかを決め、一度仮組みをして全体のバランスを見ています。

■正面

■右側面

DSC_4196

■左側面

DSC_4198

長い間待った甲斐がありました。斑の美しさが格別です。この後、加工~文字彫刻~施工とお墓が完成していきます。これからも気を引き締めていかなければならない作業が続きます。長らくお待たせしておりますが、お施主様にご満足いただけるお墓が完成するよう、心を込めてお墓創りを進めて参ります。