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根津から上野へ
根津神社を参拝しました。
文京区根津に位置するこの根津神社は今から1900余年の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社。
宝永二年五代将軍綱吉は兄綱重の子綱豊(六代家宣)を養嗣子に定めると、氏神根津神社にその屋敷地を献納、世に天下普請と言われる大造営を行いました。
翌年(1706)完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。
奉納された鳥居が並ぶ姿は圧巻です。
少し足を延ばして、上野の谷中霊園を散策。
谷中霊園には第15代将軍 徳川慶喜公が眠っておられます。
まずは手を合わせてから、写真を撮らせていただきました。
徳川家の家紋である「三つ葉葵」の御紋が飾られた柵の中に、慶喜公のお墓があります。
向かって左側が慶喜公、右側が正室の美賀子様のお墓です。
慶喜公は徳川将軍の中で、将軍家の菩提寺に埋葬されなかった唯一の将軍です。
徳川霊廟には埋葬されず、谷中霊園で神道形式のお墓で眠っておられます。
慶喜公は1913年(大正2年)に77歳でその生涯を閉じられましたが、徳川霊廟ではく
この谷中霊園にいらっしゃるということは、複雑な歴史の背景があったのでしょうか。
最後に、上野の森美術館で開催されている『デトロイト美術館展』へ。
デトロイト美術館は、自動車産業で発展したデトロイト市にあり、古代エジプト美術から現代美術まで6万5千点以上の作品を所蔵しています。
その美術品の中から、ヨーロッパ近代絵画の巨匠の作品が来日しています。
モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソなど、素晴らしい絵画を間近で見られ、とても感動いたしました。
今回の展示は、期間や曜日限定で、写真撮影が可能とのこと。
「撮影した写真のSNS投稿禁止」の注意書きがあるなど、美術品鑑賞のルールも時代とともに変わりつつあることを感じました。
奈良の旅
先日、奈良に行って参りました。
今回の目的は興福寺の「五重塔・三重塔の特別公開」の拝観と春日大社の式年造替の行事のひとつ「お砂持ち行事」に参加することです。
まずは興福寺に向かいました。2つの塔の同時開扉は今回が初めてということで、多くの人が訪れていました。奈良を象徴する五重塔と興福寺最古の建物である三重塔を同時に拝観できる貴重な機会に訪れることができて良かったです。
続いて奈良公園をお散歩しながら、春日大社に向かいました。
鹿さんがお迎えしてくれました。
春日大社の式年造替とは、神様の住む社をつくりかえたり、修繕したりすることです。春日大社では、この式年造替を約20年に1度の周期で行っていて、第60回を迎える式年造替は、2015年3月から2016年11月にかけて行われています。修学旅行生や沢山の人で溢れています。
参拝ののち、式年造替の行事のひとつ「お砂持ち行事」に参加しました。
本殿前に敷き詰められている砂を入れ替える行事で、本殿の拝観と併せて、参拝者が砂を本殿内院の前庭や後殿に納めます。普段皇室の方のみ参拝できる内院に、入ることが許される貴重な行事です。また釣鐘灯籠が吊るされている本殿の回廊も普段は立ち入ることができませんが、この時期だけは特別に拝観できました。
神聖な気持ちで「お砂持ち」を行いました。自分が納めた本殿内院の砂が20年間この地にあるというのは感慨深いものです。
記念品をいただきました。
ゆったりとした時間が流れる古都奈良で、心身ともにリフレッシュしてまいりました。
「虎ノ門のこんぴらさま」 金刀比羅宮 例大祭
弊社近くにある虎ノ門の金刀比羅宮で10月10日、年に一度の大祭が行われ参列して参りました。
高層オフィスビルの虎ノ門琴平タワーと一体化している現代的な境内が特徴の神社です。
1660年の創建当時から行われているというこのお祭りは、五穀豊穣と商売繁盛、人々の安泰を願うもので、もともとは四国の丸亀藩主の屋敷であったため一般の立ち入りは禁じられていましたが、江戸市民の要望で毎月10日に公開されるようになったのが、例祭の始まりだといいます。現在は毎年10月10日に行われています。
大祭の名物「おかめ・ひょっとこ行列」が「にんば」と呼ばれる曲で踊りながら境内を練り歩いています。
頭を扇で撫でていただき、福をいただきました!
みなさまにも福をおすそわけ!
都会の中でこのようなお祭りが見られることに感動し、伝統をこれからも残して欲しいと強く感じました。
ご利益をいただけるように参拝して参りました。
「真田石」
大河ドラマで話題の真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城された上田城跡に行って参りました。上田城は真田家が徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られています。
本丸の入口右手の石垣に大きな石があります。これを「真田石」と言います。大手の石垣に巨石を用いる例は多く、城主はその権威を示すために、大きさを競ったと言います。
この巨石は真田昌幸(幸村の父)が上田城を築く時に柱石として据え、真田信之(幸村の兄)が松代へ移る時この石を父の形見に持って行こうとしましたが、数万人の人夫の力でも動かなかったという伝説の石です。お墓を作るのも大変だった時代に高さ 約2、5m、横3mの巨石を人力のみで運んできたとは…すごいことです。
そして歴代の上田城主(真田氏・仙石氏・松平氏)を御祭神として上田城本丸跡に鎮座する眞田神社です。戦国時代を生き抜いた真田昌幸・信之・信繁(幸村)の知恵や勝運ににあやかろうと、お守りを求める人気のスポットのようです。しっかりと参拝して参りました。
歴史を感じる旅を満喫して参りました。
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