スタッフブログ

2022/12/1 投稿

義士祭2022

弊社出入りの泉岳寺様では今年も12月14日に義士祭が行われます。

港区高輪にある泉岳寺様は、浅野長矩公を初め、奥方である瑤泉院、浅野家家臣大石内蔵助とその子息主税を含む四十七人の赤穂義士たちが眠るお寺として全国的有名です。主君の仇、吉良上野介を赤穂義士が打ち取り本懐を遂げた12月14日は、毎年法要が執り行われます。1年に1度、山門の扉が開く日でもあり、お寺様にとっても特別な1日となります。是非足をお運びいただき、赤穂の義士に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

港区はここ数年、再開発の真っ只中にあります。

こちらは建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクトのメインタワーです。事務所の窓から上へ上へと延びていく様子を見ることができましたが、下から見上げるとさすがの大迫力です。完成すれば東京タワーを見下ろす高さにまでなり、東京の新しいランドマークとなるのではないでしょうか。

2022/11/19 投稿

お寺に紅白幕?

弊社出入りの泉岳寺様の山門に紅白幕が飾られました。とても珍しい光景です。

泉岳寺様では、この度「晋山式」が執り行われました。晋山式とは、新しく任命されたご住職が正式にお寺に就任するための儀式です。「普」は進む、「山」はお寺を意味しますので、「お寺に進む」すなわち住職になる、ということを意味する言葉だそうです。お寺では通常仏事がほとんどですが、晋山式は新しいご住職にとってもお寺にとってもおめでたい慶事であることから、このように紅白幕がかけられたのです。数十年に一度執り行われるかどうかという貴重な儀式に参列させていただき、とても光栄です。

2022/11/5 投稿

お客様からの贈り物

お客様から葡萄をいただきました。

お施主様とは、本当に長い時間をかけて打ち合わせをし、何度もデザインの微調整を行いました。いい原石が見つかるまでも長い時間を要しましたが、辛抱強くお待ちくださり、とても素晴らしいお仕事をさせていただきました。そして、今でもこのようにお気遣いいただけることに心より感謝申し上げます。

2022/10/28 投稿

岡本太郎回顧展

岡本太郎と言えば「芸術は爆発だ!」で知られる前衛芸術の巨匠です。その岡本太郎の軌跡を辿る回顧展が、現在開催されております。

岡本太郎、パリ時代の代表作「痛ましき腕」。モデルは太郎自身とも言われております。

これは「犬の植木鉢」という作品で、その名の通り背中に3つの穴が開いていて植物を植えることができる彫刻作品です。

猛牛をイメージした「大阪近鉄バファローズ」のロゴは岡本太郎がデザインしたものです。デザイナーとしての一面も持ち合わせた多才な人物でした。

これは「装える戦士」という作品です。

この年、太郎は取材の為高野山を訪れ、密教への関心を深めたそうです。ほぼ左右対称に描かれたこの作品は梵字を連想させる、と解説されていました。

岡本太郎は神奈川県川崎市で生まれ、東京の青山で育ちました。幼少期から強烈な個性を放つ太郎、その独創性は生涯失われることはなく、84歳でその人生を終えるまで、創作活動に対する意欲が衰えることはありませんでした。そんな太郎も戦争を経験し、失意の底に落ちた時期もあったと言います。それでも「縄文文化」に触れ、その芸術性に美術的価値を見出した太郎は、新たな芸術への挑戦を続けていきました。展示を全て見終わる頃には、強烈な色彩とエネルギーを受けて、何とも言えない疲れを感じました。それほど、太郎の作品には魂が込められているのだと思います。
太郎の墓所は多磨霊園にあり、「午後の日」という彫刻作品と同じものが太郎の墓碑として置かれているそうです。
▼午後の日

まだ写真でしか見たことはありませんが、太郎らしい、個性的でどこか可愛らしい墓所、こんな風なお墓もあるのだなぁと感心させられました。
是非1度お参りをさせていただきたいと思うのと同時に、これからも一つ一つのご依頼に対し、皆様の終の棲家を任されているのだという自覚を持って取り組みたいと思いを新たにいたしました。

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