スタッフブログ

2024/1/15 投稿

お正月の縁起物

弊社出入りの日蓮宗大本山池上本門寺様の初詣は、例年約15万人の人出があるそうで、今年も多くの人で賑わっておりました。
そんな池上本門寺様ですが、縁起物の催しが開催されておりました。

まずは古典芸能の一つ「猿回し」です。日本における猿回しの歴史はとても古く、鎌倉幕府によって編纂された「吾妻鏡」にも「猿舞」として登場します。猿まわしは元来、悪魔払いや厄除けといった神事であり、古来より猿は神様の遣いとされていました。今日では「災いがサル(去る)、病気がサル(去る)」と、縁起のよい芸能として披露されています。
このお猿さんは4才の女の子で、昨年も池上本門寺でその技を披露してくれていました。一生懸命な姿がとても可愛く、見ているお客さんも笑顔で拍手を送っていました。

こちらは鳶の職人さん達による「はしご乗り」です。

はしご乗りと言えば消防署が行う「出初式」で有名ですが、そのルーツは鳶の職人さん、更には石工職人に遡ると言われております。一番古い記録とされるのは、安土桃山時代の城建築に活躍した石工の技術者集団「穴太衆(あのうしゅう)」で、城を建てた後、職人たちの一部が鳶職に転職した記録があるのだそうです。そして江戸時代になると、町火消「いろは48組」の活躍する時代がやってきます。江戸時代の消火は、延焼を防ぐために家を引き倒す「破壊消防」といわれる方法でした。そのため、鳶の仕事道具であった「鳶口」「掛矢」を使いこなせることが火消しの必須スキル。更に命の危険がある火災現場で、高所作業が行える冷静さと身体能力の高さも必要だったことから、自動的に鳶が火消しを兼業するようになり、当時は鳶=火消しと考えられていたようです。高所作業を行う「鳶」、火災現場で働く「消防隊」、石材を扱う「石工職人」がルーツをたどると一つに繋がっていくのは驚きです。
日頃の訓練の賜物である華麗な技の数々に歓声と拍手が上がり、大盛り上がりの池上本門寺様でした。

2024/1/5 投稿

謹賀新年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は格別のお引き立てを賜り

誠にありがとうございました。

本年も変わらぬご厚誼のほど

よろしくお願い申し上げます。

株式会社 石徳 岡村大作

2023/12/23 投稿

年末のご挨拶

謹啓

今年も1年間、ありがとうございました。

お蔭様で、無事年末を迎えることができました。

たくさんの方々とご縁をいただき、

大切なお墓づくりのお手伝いをさせていただくことができました。

新たにお取引いただきましたお寺様もございました。

至りませんが、これからも皆様のお役に立てるように努めてまいります。

ご縁をいただいたすべての方に

心より感謝申し上げます。

来年もたくさんのお客様とのご縁ができましたら幸いに存じます。

御縁をいただいた方皆様にとって、

来年もよい年となりますように御祈念いたしております。

敬白

石徳 岡村大作

2023/12/1 投稿

冬の桜

ご近所を散策の途中、桜が咲いているのを発見しました!

桜は通常春に咲く花ですが、「狂い咲き」と言って季節外れの時期に誤って開花することもあるそうです。夏に台風や虫の影響で葉っぱをほとんど落としてしまうと、冬越を促す桜のホルモンが供給されず休眠できないことが原因とされています。もちろん元々秋~冬に咲くように作られた品種の桜もありますが、太古の昔から秋冬に咲く桜は「霊木(れいぼく)」と呼ばれ大切に守られてきました。西暦720年に編纂された「日本書紀」にも、「秋に季節外れの桜を見た」という記述が残っています。今回見つけた桜の花が「狂い咲き」か冬に咲く品種の桜かは分かりませんが、寒さの中、凛と咲く小さな花に春の桜とはまた違った趣を感じました。

2023/11/25 投稿

お正月の準備

弊社出入りのお寺様では新年を迎える準備が進んでおりました。

「壹番開帳」とは、新年を迎えた元旦に行われる最初の御開帳で、一年の安泰・除厄け安全・開運吉祥等を祈願するものです。
また、「常経施主」となられた方々のお名前は祖師堂内に一年間奉安いただくこととなり、その年の無事・家内安全を、毎日ご住職がお祈りくださるそうです。
私も良い年を迎えられるよう、準備をしていこうと思います。