- 株式会社石徳
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年末のご挨拶
謹啓
今年も1年間、ありがとうございました。
コロナ禍、緊急事態宣言期間といった未曾有の危機にも拘らず
お蔭様で、無事年末を迎えることができました。
たくさんの方々とご縁をいただき、
大切なお墓づくりのお手伝いをさせていただくことができました。
新たにお取引いただきましたお寺様もございました。
至りませんが、これからも皆様のお役に立てるように努めてまいります。
ご縁をいただいたすべての方に
心より感謝申し上げます。
来年もたくさんのお客様とのご縁ができましたら幸いに存じます。
御縁をいただいた方皆様にとって、
来年もよい年となりますように御祈念いたしております。
敬白
石徳 岡村大作
国産石の検品
現在ご注文いただいております国産石の検品に行ってまいりました。石碑は福島県産深山ふぶき、外柵は福島県産大倉みかげです。まずは深山ふぶきの石碑が出来上がったとの連絡を受け工場へと向かいました。

深山ふぶきは濃い青色の花崗岩です。その濃紺に吹雪のように白い模様がちりばめられているのが特徴です。



残念ながら洋型石碑の目立つところに白玉と呼ばれる模様が出てしまっているため、このまま製品として使用はできません。もう少し表面を削って白玉が消えるか試してもらうことにいたしました。
後日、石碑の様子を確かめるべく、再度工場を訪問しました。




表面を削ったことにより目立つ白玉が無くなりました。無事に次の段階へ進めることができそうです。今回のこの白玉ですが、おそらく普通は気にせず製品としてOKを出してしまう程度のものだと思います。ですが、納得のいかないものをお施主様にお納めすることは出来ず、表面を寸法ギリギリまで磨いてもらうことにしました。それでも白玉が消えなければ作り直してもらうつもりでおりました。とても手間のかかることだとは分かっておりますし、工場の職人さん達にはいつも細かいことを言ってしまい申し訳ない気持ちですが、綺麗になった石目の石塔を見て「やはり無理を言って協力してもらって良かった」と感じております。
また外柵の部品の検品も行いました。外柵の大倉みかげは福島県の須賀川市で採掘される花崗岩です。

こちらは「踏石」ですが、やや気になる模様があるため、部品を作り直してもらうようお願いをして、この日は東京へ戻りました。
数日後、踏石を含む外柵の検品の為、3度目の工場訪問です。




大倉みかげは石目が整い安定していることが特徴です。欠けにも強く大材もよく採れることで知られており、今回の大型部品も無事に揃いました。全て福島県産石材で作るお墓、完成が楽しみです。
今年の締めくくり・・・
毎年この時期は1年の労をねぎらう忘年会を開催するのが恒例でした。今年はコロナ禍ということもあり、忘年会を行うかどうかとても迷いましたが、やはり美味しいものを食べて1年を笑顔で締めくくりたい、皆でランチ楽しむのはどうだろうという話になりました。感染対策として、少人数、座席間隔を空ける、テーブルには飛沫対策のパーテーションを立ててもらう案も出ました。お店はいつものイタリアンを想定しております。去年のお食事はこんな感じでした。





色々と大変なことがあった1年でしたが、束の間の楽しいひと時を過ごしたいものです。
最高級石材「庵治石 細目極上」を使用した和型のお墓の検品
先日ご注文いただきました最高級墓石材「庵治石(あじいし)」が採掘されたと連絡があり、産地である香川県高松市まで検品に伺った様子です。弊社では採掘元の検品のみならず、弊社でも独自の基準で検品しています。

検品は単に傷等のチェックをするだけではありません。弊社では部品の各パーツを取り外し、どの面が一番美しいかを探して全て組み合わせた時のバランスを考慮しながら調整します。
写真のように何度も石を取り外し・回転することで、お施主様が一番美しいと感じる組み合わせを探します。

採掘される庵治石のうち、製品になるのは約3%、その中でも今回ご注文をいただきました「最高級品の細目極上」は、僅か1%ほどしか製品にはならないと言われています。
残念ながら前回の検品では弊社の基準を満たさず、お施主様にお納めすることはできないコンディションでした。また原石を探してもらうところからのスタートし、今回ようやく納得のいく石が採れたと連絡がありました。

検品後は「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている、香川県仲多度郡の金刀比羅宮にお参りしました。

こんぴらさん最大の特徴は、御本宮まで続く長い長い石段です。参道入口から御本宮まで石段の数は785段(奥社まで行けばなんと1,368段)あります。農業殖産、漁業航海、医薬、技芸など、さまざまな神徳を持つ神様として、現在も厚い信仰を集めています。

参拝の途中、資生堂パーラー神椿限定のミルクセーキをいただき御本宮までの英気を養いました。

閉門時間ギリギリにようやく785段を登り切りました。御本宮と展望台の間には、奥社へ続く道があります。奥社まではさらに583段ですが、私共は体力と時間の都合上、次回に見送りました。

登り切った達成感もあり、展望台から観る夕焼けの美しさは、まるで庵治石特有の「美しい斑模様」のように上品さと存在感を兼ね備え、神聖な丁場から産出される最高級石材の庵治石と同じようなものを感じさせます。
弊社独自の基準で行う最高級石材「庵治石 細目極上」の検品
先日ご注文いただきました最高級墓石材「庵治石(あじいし)」が採掘されたと連絡があり、検品を行いました。
弊社では採掘元の検品のみならず、弊社でも独自の基準で検品しています。

採掘される庵治石のうち、製品になるのは約3%、その中でも今回ご注文をいただきました「最高級品の細目極上」は、僅か1%ほどしか製品にはならないと言われています。
今回は棹石・中台は非常に美しいものでしたが、残念ながら上台・水鉢は弊社の基準を満たさず、交換してもらうことになりました。

石は自然のものなので、一部に傷が入ったり、異なる色・模様のものが採れることもあります。その為、すべての部品の模様をバランスよく組み立てるには膨大な時間がかかります。
しかし、私共はお施主様に最高の物をお納めするため、手間を惜しまず納得のいくものが採れるまで検品を続けます。
残念ながら上台・水鉢は部品として使用することはできないコンディションでした。
またこのサイズの原石を探してもらうところからのスタートです。
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