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2019/9/24 投稿

白兎神社

白兎神社は、鳥取県にある日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神を主神とする神社です。この神話から白兎神社は、皮膚病や火傷などに効くと信仰され、白うさぎは大国主命と八上姫の縁を取りもった、縁結びの神様としても人気があるようです。私は卯年生まれということもあり、いつか訪れてみたいと思っておりました。

日本神話「因幡の白うさぎ」とは・・・
大国主命は、因幡の八上姫に求婚しようとする八十神たちのお供をして因幡に赴き、その途中、裸のうさぎがいました。大国主命が理由を尋ねると、淤岐ノ島から本土に渡ろうと思い、海の鰐を欺いて、その背を踏んでここまで来た。まさに地上に降りようとする時、鰐を騙したことを告げると、鰐が兎を捕まえて毛を剥ぎ取ってしまった。そこに通りかかった八十神に「海水で体を洗って山の頂上で乾かすとすぐ治る」と嘘をつかれ、傷だらけになってしまい、苦痛のあまり泣いていたのだという。哀れに思った大国主命は、うさぎに水門へ行って真水で体を洗い、蒲の穂を敷いて転がるようにと教えた。教えの通りにすると、うさぎの体はフワフワと白い毛が生え元通りになった。
白うさぎは、大国主命が因幡の絶世の美女「八上姫」と結ばれると予言し、その通りになったというのが物語の全容です。

白うさぎが大国主命と八上姫をとりもった場面を再現した砂像です。

境内へ続く道沿いには、白うさぎが傷口を洗い、治療したといわれる「御身洗池」があり、旱天・豪雨の時でも水位の増減がないとされており、別名「不増不減の池」 とも呼ばれています。

ご本殿でお参りして参りました。

参道には色々なポーズをした愛らしいうさぎが並んでいました。