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新橋こいち祭り
弊社近くの新橋で第22回「新橋こいち祭り」が開催されました。
「新橋こいち祭り」の「こいち」とは、「ほんの小一時間」の「こいち」からきていて、小一時間新橋で遊んでいってください!というメッセージが込められているとのことです。

オープニングパレードでは警視庁音楽隊の演奏もございました。

沢山の出店が並び、様々なイベントが開催され、普段は新橋で見かけることの少ないお子様方も楽しんでいて、賑わっていました。夏の風物詩として、毎年楽しみです!
「備中青みかげ」採石場
岡山県倉敷市の西北15km地点に位置する小田郡矢掛町で採石されている「備中青みかげ」の採石場に行って参りました。矢掛町は旧山陽道の宿場町で、篤姫や毛利家のお殿様が宿泊した本陣と脇本陣が現存する日本で唯一の場所です。

備中青みかげは日本国内で多く産出される花崗岩と比べ、硬い深成岩の一つである「閃緑岩(せんりょくがん)」に分類されます。 石の色は独特の青味を帯びた深い青緑色で非常に美しい光沢を放ちます。また吸水率が低く水抜けも良い耐久性に優れた石です。長い年月風雨にさらされても光沢を失うことなく、むしろ風格を増していくと言われる高級銘石です。

原石の形状は玉石で、土に埋まっている玉石を掘り出します。玉石を掘り出していると話には聞いていましたが、現場で見て納得です。採石を始めたころは機械が無く、全て手で掘っていたとのことです。どれほど大変な作業だったか・・・

こちらの可愛らしいハート型の石は偶然出てきたもので、傷が入っていて割れやすいので、触らないように大事にしているとのことです。たまに譲って欲しいという声もいただくようですが、残念ながら非売品です!

日本で採れる唯一の深緑色御影石のご要望がございましたら、石徳をご用命下さい。
でんきを消して、スローな夜を
港区増上寺で行われた『100万人のキャンドルナイト』に行ってきました。

「でんきを消して、スローな夜を」を合言葉に、2003年から始まった『100万人のキャンドルナイト』。
増上寺での開催は今年で15年目を迎えるそうです。今年のテーマは「平和」。
参道には、主催である「大地を守る会」の生産者のブースが並び、沢山の人で賑わっていました。
残念ながら参加することはできませんでしたが、この日は増上寺の境内ツアーも催されており、
600年の歴史を持つ増上寺の歴史や各諸堂宇等を、僧侶の方の案内で見学することができたようです。
午後8時には、増上寺に隣接する東京タワーが消灯ました。

風が心地よい夜を過ごすことができました。
福島の銘石「芝山石」採石場
福島県阿武隈高地の南部、芝山自然公園の一角で採石されている「芝山石」の採石場に行って参りました。芝山石は、きめが細かく上品で美しい石です。また国産材の白御影の中で高硬度の石質でトップクラスの吸水率の低さを誇る耐久性が高い高級銘石です。

芝山石が採れる山は、同地区で「紀山石」が採掘されていて、大まかにいうと同じ山の半々で「芝山石」と「紀山石」を採掘しています。同じ山で採れた石でも性格は違い、「紀山石」は大きな岩盤で採掘され、石目は安定していますが濃い色が出にくく、「芝山石」は岩盤に近い大きな玉石で採掘されるため、玉石毎に色目が変わり濃い色も出ますが、色合わせが難しい石ということです。

大きな玉石です!

大きな玉石を大割しています。

採石された石は切削し通常は研磨機で磨きますが、石が熱くなりすぎないように一定の熱を保ち、3倍以上の時間を掛け全て砥石で磨き、一つ一つ丁寧に作っているとのことでした。このような加工をすることで、水を吸わず艶が良く締まりの良い石に仕上がっていきます。そして製品になるのは9割採掘した石のうち、たったの1割・・・選りすぐりの石を使用しているとのことです。

採掘元の社長さんからは「ご縁ができて芝山石でお墓を建てていただくので、少しでも良い状態が長く続くようにという思いで加工しています」というお言葉がありました。採石場に出向き、採掘の大変さ、芝山石に対するこだわり・熱意を感じ、改めてお客様に自信を持っておすすめできる石であることを確認しました。
■芝山石建墓例

天竜青みかげ石の検品へ
天竜青みかげ石の検品に行って参りました。
長野県下伊那郡で採掘されたこの原石ブロックは五輪塔に加工されます。

天竜青みかげ石の特徴は、青みがかった石肌と、斑(ふ)と呼ばれる模様です。

斑は、国内最高級石材「香川県産庵治石」の特徴でもあり、この二つの石は非常によく似ていると言われています。
2008年に採掘が始まった比較的新しい石材ですが、吸水性が低く、風化に強い耐久性に優れた銘石です。
傷やシミがないか、細部まで確認していきます。

6月には、青い石目が美しい五輪塔が完成します。きっとお施主様に喜んでいただけることと思います。
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