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出入りのお寺様に伺った際、何気なく山門を見上げると…

なんとススメバチの巣を発見してしまいました。いつからあるのか分かりませんが、大きさはバレーボール位になっていました。
ススメバチは5月初旬から11月中旬までが活動時期だそうで、スズメバチが巣に戻ってくる所も確認しました。もし見かけても近づかないようご注意ください。
※この巣に関してはお寺様にきちんと報告しましたので、ご安心ください。

2021/9/28 投稿

浮金石の検品作業

ご注文いただいております浮金石の検品に行ってまいりました。
福島県産浮金石はその名の通り、金が浮き出るような模様が特徴の、東日本を代表する銘石です。しかし近年浮金石の採石量も減少傾向にあり、それに伴い状態の良い原石も少なくなっております。金模様が特徴であるにもかかわらず、石によってはほとんどその金が見られない場合もありますので、検品は必須です。

この日は久しぶりの晴天で、東京も山も気持ちの良い秋晴れが広がっておりました。

完成部材を検品します。室内に置かれていたので、ライトを当て傷などが無いか念入りに確認します。

見事に金が浮き出ています。

これほどはっきりと金を確認できるのはここ数年でも稀なことです。とても素晴らしい浮金石です。
外に運び、自然光の下でも確認します。

どの面を正面にしたら映えるか、皆で検討します。

最終的にこちらの面を正面にすることが決まりました。これから彫刻作業に入ります。

久しぶりに素晴らしい浮金石を見ることが出来ました。お施主様にもきっとご満足いただけることと思います。完成が楽しみです。

2021/9/17 投稿

庵治石の超大型原石

香川県産庵治石細目極上の超長尺原石の加工作業をしております。庵治石は言わずと知れた国内最高級石材です。その中でも群を抜いて巨大な原石がこちら。長さは4mです。このようなサイズの原石には滅多にお目にかかることはできません!

庵治石の大型墓石をお求めの際は、是非弊社へご相談ください。

「幻の石」とも言われる「伊達冠石」が採れる大蔵山の丁場(採掘場)に行って参りました。

採掘元は山と石に感謝し、山を非常に大切にしている方です。左の写真で草むらにストーンサークルがある場所は石舞台と言い、以前採掘していた跡地を、コンサートホールのような場所にし、再整備したそうです。大蔵山は「掘る」と「戻す」という事を同時にしている。「山に命を返す」のだそうです。

その後、担当者の方から展示場で伊達冠石を使用した作品例のご紹介をいただきました。

採掘場の見学後、「伊達冠石」の名がつく「伊達の牛タン」で宮城県名物である極上牛タンをいただきました。

大蔵山の環境あってこそ生まれるその独特の風合いは、お墓の経年によって違う表情を見せてくれる石でもあります。大変稀少な「伊達冠石」にご興味がございましたら、「石徳」をご用命ください。

宮城県丸森町にある「磐梯みかげ」の採石場に行って参りました。
「磐梯御影」は、宮城県産出の花崗岩で、青味が美しいのが特徴です。「磐梯御影」と「吾妻御影」は、丸森町から福島の梁川町へ向かう山中の、阿武隈川の南岸で掘されており、「吾妻御影」の丁場から数百メートルのところから「磐梯御影」が産出します。青味の強い石質で、吾妻御影と一続きの丁場です。
見学の前に地元の喫茶店で人気のエビフライ定食をいただきました。

「磐梯みかげ」はワイヤーソーを使い、採掘を行います。広大な工場では採石量も多い分、運搬する原石の量も膨大になります。その為大型のショベルカーとダンプカーを使用する必要があります。

採掘した原石の全てが墓石として使用可能ではなく、原石の時点で傷や石目のムラなどを確認して厳選します。使用できないものは写真下のようにまとめて保管されます。

写真下の重機は原石を運ぶダンプカーです。ご覧の通り、タイヤが人間より大きいところからダンプカーの大きさと、いかに大量の原石を運ぶ必要があるかをご想像いただければと存じます。

福田元総理のお墓に使っている吾妻みかげと同じ山で採れる「磐梯みかげ」にご興味がございましたら、「石徳」をご用命ください。

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